ロックの名盤探索日記
様々なジャンルのロックの名盤について、感想や情報や思い出などなど書いていこうと思います。

Velvet Underground ヴェルヴェット・アンダーグラウンドアメリカのロック・バンド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド。文化としてのアンダーグラウンド(通称アングラ。メタル・バンドのアングラではない)に触れたのはたぶんこれが最初だったかな?。プログレとか聴き始めていたが、このバンドもまた衝撃的でした。

バンドは形に捕われないとこからプログレッシブ・ロックの元祖と言われたり、暴力的なサウンドからパンク・ロックの元祖としても語られます。今ではこのバンドのような自由な形の音楽は珍しくないですが、当時はまだビートルズがピンピンしてる時代でしたので、受け入れられるにかなりの年月を要したようです。

バンドはポップアートで有名なアンディ・ウォーホルに見い出され運良くデビュー。1sアルバムのジャケットのバナナはアンディがデザイン。バナナの部分はステッカーになっていて、はがすとバナナの果肉が現れる仕掛けになっています。タイトルが無いので通称バナナ・アルバムと言われてますね。

ルー・リードの独特なボーカル、ジョン・ケイルのノイジーなヴァイオリン、モーリン・タッカーのアフリカン・ドラムからヒントを得たドラミングなどによる演奏で独特な雰囲気が漂っている。曲のタイトルや歌詞は、性や死、ドラッグなど当時としては珍しくタブー的なものをテーマとしてます。

『アンド・ニコ』ということで歌手志望のモデルで女優のニコさんがバンドに無理矢理押し込まれてます。バンドの中ではちょっと邪魔者だったようですが、彼女が歌った曲は決して悪くなく、退廃的な歌い方がマッチしてます。脱退後も音楽活動を続けてたようで、たまに注目されることもあったようですが、1988年に自転車の転倒事故で脳内出血のため亡くなってます。

2ndアルバム「White Light / White Heat」ではより実験色を深め、ルー・リードとジョン・ケイルの対立によるのか緊張感もある。1stが気に入ったらぜひこちらも聴いて欲しい。

そういえば昔、ルー・リードのドキュメンタリーがテレビで流れたことがあるが、あれはDVDで出てないかな?。デヴィッド・ボウイやパティ・スミスとかも出てきます。また観たいですね。


ロリー・ギャラガー タトゥーアイルランド出身のギタリスト、ロリー・ギャラガー。個人的にはブルース・ロックの中では一番好きなアーティストです。

ロリーはブルース・ロックの他、ストレートなハードロック、カントリーな曲などけっこう幅広い音楽性を持ってます。スライドギターやアコースティックギターでの演奏もうまく、ボーカルはソウルフルで歌いっぷりも素晴らしい。

トレードマークと言えるボロボロのストラトキャスターは1967年頃に盗まれ公園で発見。この時に雨に打たれたせいでボロボロになったらしい。後にフェンダー社からシグネイチャー・モデルとして発売され、ボロボロなとこも再現されました。

代表作はいろいろあるので1枚だけ選ぶのは難しいが、確実に初心者におすすめできるのは1973年作の「Tattoo」ですね。キーボードを入れ始めた時期の作品で、ウェットでメロディックな曲「Tattoo’d Lady」や、ジャジーな「They Don’t Make Them Like You Anymore」でのピアノが非常に良いです。

どの作品も基本的にはハズレは無いと思うので、どこから入ろうがロリーのサウンドを楽しめるはずです。

ライブでの演奏も素晴らしく、スタジオ以上に発揮してますね。ジョニー・ウィンターといい勝負です。おすすめは「Tattoo」発表後の「Irish Tour」ですね。

個人的にロリーは最高のギタリストの一人だと思ってます。


EZO 1stアルバム日本のハードロック・バンド、EZO(イーズィーオー)。北海道のスラッシュ・メタル的なバンドだったフラットバッカーが海外に渡りEZOと改名。アメリカ的にストレートなHR/HMになったが、ヘヴィでクオリティ高い作品を2枚残しました。バンド名は北海道の旧国名、蝦夷から取ったものです。

このバンドはVOW WOWと並んでけっこう衝撃受けました。初めて聴いたのはけっこう最近だが、今でもカッコイイと言えるサウンドですね。ボーカルの山田雅樹の絡み付くような声はなかなかインパクトが有る。ギターの飯田昌洋の独特でヘヴィなリフもなかなか強烈。パワフルなドラムは現アンセムの本間大嗣です。メンバー全員実力が高いですね。

この1stアルバムはKISSのジーン・シモンズがプロデュースし、ニンジャ・メタルとして売り出そうとしたらしいです。「House Of 1,000 Pleasures」はギターのリフがフラットバッカーの曲から引用しているが、曲は別物ですね。この曲はけっこうヘヴィです。「Flashback Heart Attack」や「Here It Comes」のややLAメタル的な曲なんかも良く、メロディーは耳に残りやすい。クオリティはなかなか高くても大きな成功を収めることはできませんでした。

メイクを落として1989年に2ndアルバム「FIRE FIRE」を発表。さらにヘヴィにクオリティも高く、1stと並んで名盤と呼べる作品です。そしてバンドは1990年に解散。

EZOを知ってる人はあまり多くいないかな?
ヘタな洋楽HR/HMよりカッコイイので、多くの人に聴いてほしいですね。
VOW WOWと同じくこれぞ真のハードロックと言えます。



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